いよいよカウントダウン!
こんにちは。
11月から地方試験が始まり、都内でも1月校の準備がされています。
いよいよ受験本番。体調管理が大切な時期ですね。
家庭環境を鑑みるテストも多いのが中学受験ですので、家庭における環境づくりと、ラサールスタディルームが推進する、家庭での会話に求められる、受験に勝つ自然学習についてお話しします。
小学6年生は、しっかりとした口調で話し、学んだことにより賢くも見えますが、まだ12歳。家庭から受ける影響は、とても大きいものです。
12月からの2ヶ月間は、逆転が大いに起こる時期。
それまでの偏差値よりも基礎学力の地固めが重要な時期となり、そして家庭の空気が、何より子ども達を左右します。6年生はいよいよ志望校を決める時。このタイミングの、心の状態は成績の伸びと必ず比例します。家庭の環境づくりは、お子様の人生の可能性に希望を持つことが土台にあるとよいでしょう。そして、この時期から成績について叱らない事も大切です。
注意するポイントとしては、日常生活を整えることが大切なので、挨拶をする、天気を見て服装管理をする、食事をしっかり摂る、睡眠時間の確保、清潔にすることです。
そして会話する。
出来ることなら、時事問題でも、日常の食事中の話でも、学校の話でも具体的に出来ると良いです。その時間は無駄にはなりません。
質問に答えることは、大人でもなかなか困難な方が多いものです。
例えば
母「忘れ物ない?今日、体操服は必要?」
子「昨日ね、絵具忘れた人いて、貸してあげたんだ。すごく喜んでたけど、洗うの忘れた。」
微笑ましい日常会話ですが、聞かれたことに対して、そこから想像したこと(思い付いた事)を答える事が、日常の中では非常に多いものです。
それも、コミュニケーションとして重要でなければ良い事も多いのが実情ですが、
忘れ物ない?→「確かめてみる」、か、すでに確認済みなら「大丈夫、昨夜、準備した」など返答が必要ですね。
そして
体操服は必要?→「必要」もしくは「使わない」など伝えると良いでしょう。
ものを考える時間は、成長の大きな鍵になります。思い付いたことを話すのは、良くあることですから叱らなくても良いですが、保護者の皆さんが少し意識して会話のキャッチボールでも「質問に答える」よう、少し導いてみてください。
さて、
親と子の志望校が一致している場合は良いですが、そうでない場合、実力とは関係なくモチベーションで成績の伸び悩みが発生することはよくあります。
ここは、塾の先生と相談しながら、子どもの気持ちも尊重されると良いでしょう。
受験校の決定は、大切です。一度決めたら前進します。
POINT
- 行きたい学校は、チャレンジする。
- 確実に合格する学校で子どもの成長に合う学校を決める。
- ご両親の希望校を決める。
- 試験科目を選択する。
※すべて、日程の調整が必要です。
「時間×量=合格」 ではないこと! 「偏差値=合格」 でもないこと!
「気持ち(モチベーション)×健康=合格」「過去問×楽しさ=合格」
ここからの学習はまさに、『志望校合格に向けてラストスパート』になるのです。
6年生の様子を感じながら、全学年が一緒に士気を上げる時期にもなります。
4年生、5年生のご家族は、是非、環境づくりを始めてください。
家庭での会話で、自然に、「そう思った?」「なんでだろう」「どんなこと?」とよく聞いて質問し、少し具体的に会話が続くようになると随分力が付きます。
また、入試説明会など、参加できる学校へは足を運びましょう。
関東には中学が多数あります。今、知っている学校以外にも素晴らしい学校が沢山あることと思います。どうぞ、学校の空気、先生との相性、生徒の様子などを感じるチャンスを逃さないよう、お時間を取ってみてください。